私たちの身近な存在、緑茶。
しかし、美味しく飲むコツやお茶の種類については意外と知られていないのではないでしょうか?
このページでは緑茶の「基礎知識(FAQ)」をお伝えします。

 

増田園QA_Q画像緑茶ってどうやって保存したらいいの?

 

 

 

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未開封の場合は高温多湿を避けて、直射日光の当たる場所や匂いの強い物の近くを避けて保存してください。 冷蔵庫(冷凍庫)で保存する場合は真空状態のもだけにして下さい、湿気の原因となります。また取り出した時はいきなり開封すると、温度差で発生した水滴を吸収するため常温に戻してから封を切って下さい。茶の鮮度を損ねてしまいます。 開封後は出来れば密封性と遮光性のある容器に移し(なければ茶袋の口を塞いで)、高温多湿や直射日光、匂いの強い物の近くを避けてお早めにお飲みください。

 

増田園QA_Q画像緑茶を淹れるのに適した温度は?

 

 

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まず水は一度沸騰させたお湯を使用してください。煎茶の場合、渋みを抑えて旨み成分を引き出すため70〜80度で、旨み成分を引き出したい玉露は50度程度の低温でじっくりと、逆に香りが特徴の玄米茶・ほうじ茶・中国茶・紅茶や煎茶でも渋みを楽しみたい場合はは90度~100度の熱湯を使用すると、香りや渋みの成分を引き出しせます。

 

 

増田園QA_Q画像緑茶の茶葉は何杯まで飲めるの?

 

 

 

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お茶の成分は1〜2煎目でそのほとんどを抽出します。よって、2〜3煎目まで飲むのが一般的かとは思いますが4〜5煎と飲んでいただいても悪いものではありません。お好みでお飲みください。

 

 

 

増田園QA_Q画像緑茶の値段の差って、いったい何の差なの?

 

 

 

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4〜5月の初摘み(一番茶)のお茶は1年間掛けて成長し栄養を含んでいるため、香り・甘味・コクが良く仕上がりますので値段も高めに設定されます。その年の6〜7月、または一番茶後に摘まれるものは栄養分が一番茶より少なく日差しが強く当たり、結果渋みの強いお茶になり一番茶より値段が低く設定されます。よって基本的にはその年の初摘みは品質が良く高く設定されて、時期が遅れるほどに、また一番茶を摘んだ後芽は品質が落ち低価格に設定されます。

また、手摘みをしている・資材を用いて特別な管理をしている・パウダーや抹茶やティーパック等ののように煎茶とは違う加工が施されている等の手間が掛かるものにもその分価格があがることもあります。ですから高いから美味しく、安いから不味いというわけではないので、飲み比べて頂いて自分にあったお茶を是非見つけてみてください。

 

増田園QA_Q画像深蒸し、棒茶、ほうじ茶、など色々あるけれど、違いは?

 

 

 

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お茶には色々な言い方がありますが、基本的には全て同じ茶畑から作られています。
分類すると大きく「緑茶」「紅茶」「ウーロン茶」に分かれます。
緑茶はその名通り緑色の水色をしたもので摘採してから製造までを素早く行い「発酵していない生葉」を製茶したものとなります。その製造過程で蒸しを強くしたものを「深蒸し」と呼んだり、選り分けて茎や粉にわけたものを「茎茶(棒茶)」や「粉茶」等に分けますがこれらは「緑茶」の中での製茶の違いや仕上げ方の違いでの呼び方や商品名が決まっています。「ほうじ茶」は緑茶を炒った物となります。

ちなみに紅茶やウーロン茶は「発酵が進んでいる生葉」を製茶したものとなります。発酵させることで茶葉に含まれる成分が変化して、半発酵では紅茶、完全に発酵したものはウーロン茶となります。

基本的には同じ茶葉から作ることが出来るため種類が違うというよりは製造の仕方や仕上げの仕方が違うと思っていただけたら良いかと思います。