ごあいさつ

中世から武蔵野の地に根付く狭山茶。
当家は江戸後期に居を構え、5代目。
先代が純農と養蚕の間に手揉み茶を始めたのがきっかけで茶作りに携わってきました。

昭和40年代には所沢駅周辺の都市化による農地規模縮小にあいましたが、「都市の緑を残したい」という思いからこの地での茶作りを絶やさずにやってまいりました。

同時に、狭山茶発祥と言われる、多福寺・多聞院近く、三芳町(三富)に第2茶園を取得、有機主体の栽培に取り組んでいます。工場を併設し、新鮮な生葉を加工しております。

当代においては、53年各種茶品評会に連続入賞させていただき、狭山茶としての味への評価をいただいているものと考えております。
さらには、長年の土づくりへのこだわりが功を奏し、平成23年には、全国・関東茶品評会、ともに1位(農林水産大臣賞)のダブル受賞をいただきました。

自園・自製・自販を貫き、丹精込めて作った狭山茶の「おいしさ」を、日本全国、そして海を越えて世界中の方にお届けしたいと思っております。

 

政貴増田園 沿革

昭和30年 創業期 先代が機械を導入

昭和41年 政敏(18歳)就農

昭和44年 新工場完成、連結式化。家の真ん中に道路ができる。県茶業青年団設立、入会。

昭和45年 知事視察工場となる

昭和46年 三富三芳町上富へ100aを取得。狭山茶所沢研究会が設立される

昭和59年 長男・貴雄生まれる

平成16年 貴雄(20歳)就農

平成21年 貴雄 全国1等4席獲得

平成22年 貴雄 関東ブロック大臣賞

平成23年 全国茶品評会、関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞ダブル受賞

平成24年 30a農地拡大

平成27年 5a農地と新三富第2工場建設

平成29年 三富農場がS-GAPを取得

 

主な受賞成績

昭和50年 茶農協茶品評会で初一等一席を受賞

平成元年 就農以来24年連続各種茶品評会 入賞

平成2年 第36回埼玉県狭山茶品評会 農林水産大臣賞

平成4年 第46回全国茶品評会 1等賞

平成10年 第27回関東ブロック茶の共進会 金賞 関東農政局長賞

平成11年 第28回関東ブロック茶の共進会 金賞 関東農政局長賞

平成12年 第29回関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

平成13年 第30回関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞 (所沢開催で初)

平成14年 第48回お茶まつり狭山茶品評会 1等賞 日本茶業中央会長賞

平成15年 第49回お茶まつり狭山茶品評会 1等賞 日本茶業中央会長賞

平成16年 第49回お茶まつり狭山茶品評会 農林水産大臣賞

平成17年 第49回お茶まつり狭山茶品評会 全国3年連続入賞

平成18年 第52回お茶まつり狭山茶品評会 1等賞 関東農政局長賞

平成19年 第53回お茶まつり狭山茶品評会 1等賞 農政局長賞

平成20年 埼玉県狭山茶品評会 1等賞

平成21年 全国茶品評会 1等賞 農林生産局長賞

平成22年 関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣

平成23年 全国茶品評会、関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

平成24年 所沢市1等1席(23年連続入賞)

平成25年 関東ブロック茶の共進会 関東農政局長賞

平成26年 関東ブロック茶の共進会 関東農政局長賞

平成27年 関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

平成29年 第45回関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

平成30年 第46回関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

令和元年 第47回関東ブロック茶の共進会 農林水産大臣賞

 

メディア情報

・2012年 日本農業新聞 「私の経営」欄にて紹介

2015年 もやもやさま〜ず

2011年 散歩の達人1月号